岡山城ってどう回ればいい?どこが見どころ?
岡山城は天守周辺の本丸エリアが中心で、後楽園に比べるとコンパクトなお城です。
この記事では、実際に歩いて確かめた情報をもとに、初めてでも迷わず楽しめる岡山城のポイントを分かりやすくまとめています。
この記事で分かること
- 初めてでも迷わない回り方(入口の違い)
- 岡山城の主要スポットの見どころ
- 月見櫓(現存建築)のポイント
- 天守からの展望と写真スポット
- 後楽園とセットで回る最適ルート
「短時間で効率よく回りたい」「入口で迷いたくない」「後楽園とセットで観光したい」
そんな方に向けた、実用性重視のガイドです。
岡山城とは?
特徴
岡山城は黒い外観からカラスを連想し、「烏城(うじょう)」の名でも知られています。天守閣の石垣や1階部分は不等辺五角形になっており、後楽園側から見るとその角度がよく分かります。

歴史
戦国時代の終わりに宇喜多秀家が「岡山」という丘に築城し、その後は小早川秀秋、池田家へと受け継がれました。
初めての人が迷いやすいポイント
- どこまでが「岡山城」なのか分かりにくい
- 本丸への入口が複数あり、どこから入るべきか迷いやすい
- 本丸が三層構造(本段・中の段・下の段)で高さが把握しにくい
路面電車で来ると天守近くの入口からすぐ本丸に入れるため、城の規模を感じにくいことがあります。本段が最も高い位置にあり、その下の中の段に役所の機能をもった表書院、さらに下の段には倉がありました。
時間があれば、天守のある本段だけでなく、周囲の石垣や地形も歩いてみると、岡山城の歴史や全体像がより深く理解できます。
迷わない回り方(モデルルート)
岡山城の入口の違い(路面電車・徒歩・車で変わる)
現在の入口
路面電車なら廊下門、車なら目安橋が最短ルートです。
岡山駅から路面電車や徒歩で向かう場合は、天守に近い「廊下門」から本丸に入るのが一般的です。後楽園と旭川を挟んだ南側にあり、初めてでも分かりやすい入口です。

車やタクシーの場合は、城の南側にある内堀を渡る橋(目安橋)が入口になります。烏城駐車場から近く、こちらもアクセスしやすい導線です。

江戸時代の正規ルート
後楽園側の廊下門は、現在の観光ルートとして便利ですが、本来は搦め手(裏門)でした。
表側の入口として使われていたのが目安橋となります。
岡山城から少し離れた南側に江戸時代は旧山陽道(西国街道)があり、そこに接する南門が大手門とも呼ばれていました。
現在は門そのものやあったことがわかるものは残っていません。

路面電車「城下」→ 天守閣前へ
それでは路面電車を使ったわかりやすいコースを説明しますね。
岡山駅から岡山城への詳しい記事はこちらに書いています。
岡山駅から岡山城への行き方|路面電車・徒歩・所要時間をわかりやすく解説
「城下」電停から徒歩10分。石山公園を過ぎ旭川沿いの遊歩道に入ると天守閣が見えてくるので、初めてでも安心です。
天守閣前

天守閣へ続く入口が廊下門で、その右手前の櫓が、戦災を免れた重要文化財の月見櫓です。
月見櫓(城外側)

廊下門の右側には月見櫓があり、現存建築ならではの重厚感があります。高い石垣とともに見応えがあります。
廊下門

岡山城の本丸へ入る入口のひとつで、路面電車を使う人の多くがこちらから入城します。
中の段
廊下門をくぐるとすぐに上にある中の段へあがる石段があります。
地面には表書院の縄張りが表示されています。
月見櫓(城内側)

中の段に上がると右側に月見櫓があります。外からは2階建てに見えますが、実は3階建てです。
普段は内部には入れませんが、たまに特別公開されることがあります。
本段へ(不明門・近道)
中の段の奥には本段へ上がる不明門(あかずもん)があり、石段で登ることができます。
ただし、天守へ向かう場合は近道があります。
上がってきた石階段の左手前にある案内のない細い通路を進むと、石段が少なく、より楽に天守前へ到着できます。

天守入口

チケット売り場は天守の南側にあります。入口前は天守を正面から撮影できる人気の写真スポットでもあります。
ここはイベント会場として使われることも多く、訪れるタイミングによっては催しが行われていることもあります。
天守内部
展示は1〜4階に分かれており、岡山城の歴史や城下町の変遷を見学できます。最上階の展望は必見です。
所要時間としては約60分です。
見学が終わったら外へ出て次のエリアへ進みます。
天守を出る
見学後は、近道で廊下門へ戻って後楽園へ向かうルート、または不明門側の石段を降りるルートのどちらでも回れます。時間や予定に合わせて選んでください。
岡山城の見どころ
明治時代に天守・月見櫓・西之丸西手櫓・石山門以外は取り壊され、昭和の岡山大空襲で天守と石山門が焼失しました。
現在の天守は再建されたものです。
黒い天守「烏城」

外壁の黒い下見板張りが特徴で、光に当たると艶やかに見えます。2022年の「令和の大改修」で展示が一新され、より分かりやすくなりました。
月見櫓(現存建築)

岡山城内で唯一、江戸時代から残る貴重な建物です。
高い石垣の上に建ち、外側は銃眼や石落としを備えたしっかりした守りの造りですが、内側には縁側や障子があった名残があり、どこか御殿のような優雅さも感じられます。
名前の通り、城主がここから月を眺めたともいわれ、軍事と風雅が同居した岡山城らしい櫓です。
岡山城の石垣
岡山城の石垣は、場所によって積み方や石材が異なるのが特徴です。天守台や本丸周辺では、近くの犬島で採れた花崗岩が使われ、力強く安定した印象があります。
月見櫓の下の石垣では、隅の強度を高めるために長方形の石を交互に積む「算木積み」が見られ、岡山城の中でも特に美しい部分です。
また、月見櫓周辺の石垣には、鉄砲を撃つための穴が開いた「銃眼石(じゅうがんいし)」が残っており、当時の防御の工夫を感じられます。
月見櫓の石垣の一部に残る銃眼石は、櫓の石垣(北側・西側)に確認できます。


銃眼石が残る城は全国的にも少なく、大坂城・江戸城・二条城などと並んで、岡山城でも貴重な例を見ることができます。
天守最上階の展望
旭川と後楽園を一望できる人気スポット。晴れた日は特におすすめです。
後楽園とのセットで満足度アップ
岡山の廊下門から月見橋を渡れば後楽園の南門まで徒歩4分。セット観光がおすすめです。
岡山城から後楽園への詳しい記事はこちら
内部リンク→岡山城から後楽園への行き方|徒歩4分の最短ルートをやさしく解説
所要時間と注意点
- 所要時間:天守のみで約60分。櫓や門、石垣も見る場合は+30〜60分。
- 天守内は階段が多いですが、エレベーターがあります。
- 冬は風が強いため、防寒対策がおすすめです。
- 雨の日でも展示中心で楽しめます。
アクセス・料金・営業時間
岡山駅からの行き方
詳しい情報は交通手段ごとにこちらの記事にまとめてます
岡山駅から岡山城への行き方|路面電車・徒歩・所要時間をわかりやすく解説
駐車場の場所
烏城公園駐車場(普通車39台)が最も近く便利です。料金は最初の1時間300円、以降30分毎100円。
入場料・営業時間・休日
天守閣入場料:大人400円、中学生以下100円
※2026年4月1日から大人500円、小中学生以下は無料に料金改定
営業時間:9:00~17:30
休日:年末(12/29〜12/31)
まとめ
岡山城は天守周辺の本丸エリアが中心で、後楽園に比べるとコンパクトなお城です。入口が複数あるため迷いやすいですが、路面電車・徒歩なら「廊下門」、車なら「南側の橋」と覚えておくと安心です。
見どころは黒い天守、現存建築の月見櫓、石垣、最上階からの展望など。後楽園とは徒歩4分で行き来できるため、セットで回ると満足度が高まります。
この記事のモデルルートに沿って歩けば、初めてでも迷わず効率よく岡山城を楽しめます。短時間の観光でも魅力を感じられるお城なので、ぜひ現地でゆっくり味わってみてください。
ここからは、よくある質問をまとめています。気になる点があれば参考にしてください。
岡山城の回り方と見どころFAQ
※この記事のFAQは、私が現地で確認できた範囲の情報をもとにまとめています。
公式の案内ではないため、設備や状況が変わる場合があります。気になる点は、念のため施設にもご確認ください。
関連記事(内部リンク)
- 岡山駅から岡山城への行き方|路面電車・徒歩・所要時間をわかりやすく解説
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